マッチョ服装

ネクタイで印象良く見せるためにはこれさえ押さえておけば大丈夫!

スーツ姿

スーツスタイルで印象を左右するアクセント

ネクタイは胸元の目につくところを司るスーツスタイルには欠かせないアイテムです。顔の近くに位置するため第一印象を大きく左右させてしまいます。逆にネクタイの選択を誤るとどんなにいいスーツを着ていてもバランス悪く見えてしまうので侮ることはできません。

大胸筋のVゾーン

ネクタイを結ぶポイントは何よりも一番目につく、Vゾーンを整えることです。Vゾーンとは大胸筋部分のジャケット・シャツ・ネクタイの3つで構成されるV字のエリアのところです。
 
一番目につく場所なので何よりも気にしなければ行けないところになります。
Vゾーンはスーツの色や柄、ワイシャツの柄や襟の形、ネクタイの色や柄と3つのパーツの要素が絡み合い、いろいろな表情を見せることができます。
 
ネクタイの結び方や種類には種類がたくさんあるのですが、筋トレの時間を削ってしまうのはもったいないので「これさえ押さえておけば大丈夫」というスタイリッシュに見えるおすすめのものをお伝えします。
 
 スーツ姿

ネクタイの成り立ち

スーツは貴族時代が起源ですが、ネクタイは古代ローマ時代まで遡ります。元々スカーフのようなものが形を変えていき今の形状になっています。

ネクタイの結び方

ネクタイの結び目

ネクタイの結び目は長細くし、正三角形にしない。
結び目にできるえくぼをディンプルと言いますがそのディンプルを作るように結ぶと今どきっぽく引き締まってスタイリッシュに見える結び目になります。プレーンノットなどの結び方をするとノットが長細くなります。
 
 ディンプル-ネクタイ
 
ネクタイを締めたときに横から見て、首に対して直角に立っている締め方をするときれいな立体感がでます。
結び目が首にくっついてしまうと、立体感が生まれません。直角に立たせるにはネクタイの生地にある程度弾力がないと立ち上がることはできません。キープできなければタイピンで留めると安定されます。

ネクタイの長さ

ネクタイの長さは剣先のひし形部分がベルトのバックルかその少し下あたりにくるようにするとバランスがとれます。 
ベストを着た際にベストの下のVカットはパンツのベルトがきれいに隠れる長さに設定され、パンツのベルトの中央くらいに来るように作られているからです。
 
しかし、股上の浅いパンツを履いている人は要注意です。
股上の浅いパンツでこの位置でネクタイを結ぶと胴長にみえてしまうのです。
股上の浅いパンツではバックルの上にかかるくらいの長さで結ぶとバランスがとれます。それより短いとネクタイが宙ぶらりんになってしまいかっこ悪くなるので、胴長と宙ぶらりんの間がこのバックルの上にかかるくらいの場所になります。
 

ネクタイの種類

ネクタイの幅

ネクタイの幅は、、剣の部分の幅が6.5センチ以下のものを「ナロータイ」、10センチ以上のものを「ワイドタイ」、その間のものを「レギュラータイ」と分類されます。ジャケットのラペル幅とネクタイの幅を合わせるとバランスがよく見えるとされていますが、結び目同様少し細いほうがスタイリッシュに見えます。
 
 剣-ネクタイ
 

ネクタイの素材

ネクタイの素材はシルクのものが光沢があり見た目にも高級感が感じられます。シワにもなりにくいのでとてもネクタイの生地として最適です。
 
ちなみにブラジル産のシルクが非常に品質がよく、「ブラタク」と呼ばれ、高級ブランドなどで使用されています。同じシルクでも生地に弾力性のあるもののほうが品質は高いものになります。

ネクタイの保管方法

ネクタイをしまうときは、専用のハンガーにかけて吊るして保管します。上に紹介しているシルクなどはシワになりにくいのですが綿や麻などはシワになりやすいので他の衣類と間隔を開けてシワにならないように気をつけてください。
ハンガーがない場合には真ん中で2つ折りにし、軽く丸めてしまうこともシワになりにくく、生地も傷めないのでいい保管方法です。
 

 
万が一シワがついてしまったら・・・アイロンのスチームをかけて吊るして乾かします。直接アイロンをかけるのは生地が傷んでしまうのでやらないでください。
 

 

ネクタイのおしゃれに見せるコーディネート

ネクタイの組み合わせはあげるとキリがないので、これさえ押さえておけば大丈夫という簡単に覚えられるコーディネートの法則をあげていきたいと思います。
 

色は3色以内に抑える

ジャケットとシャツとネクタイで3色以内に抑えることです。コーディネートを失敗しないコツは、色数を抑えて全体をまとめることです。特にストライプなどの柄物を使うといつの間にか色が増えてしまいます。色数を抑えてまとめると落ち着いて見えます。色をあまり使いすぎると、互いに主張しあって喧嘩してしまいます。
 

同系色で合わせる

ジャケットとシャツとネクタイで色を同系色に揃えることです。
ネイビーとブルーとサックスブルーなど同系色で合わせるとシックにまとまります。ジャケットを一番濃く、シャツを一番薄い色にするとバランスよく締まった印象に収まります。ぜひ一度試してみてください。
 

柄を1〜1.5個取り入れる

ジャケットとシャツとネクタイで1〜1.5個の柄を取り入れることです。
全てのアイテムで柄がないと物足りなく感じます。しかしスーツとシャツがストライプ、ネクタイがドットのように全てにおいて柄が入っていると全てで主張しあってガチャガチャしてカジュアル感が出過ぎてしまい、まとまりが悪くなります。
シンプルな方がドレッシーで大人っぽい印象を保てます。
 
そこで1.5個の柄を取り入れるとちょうどいいのです。
しかし「1.5って何?」と思いますよね?1.5個とは、はっきりした柄を1個、薄い柄のものを1個選んでください。薄い柄というのは例えばネイビーのスーツに濃いネイビーのストライプなど同系色でパッと目に柄が主張せずに、一見すると「無地かな?」と思うような柄のものです。そうするとバランス良くおしゃれなコーディネートになります。
 
あまり多くあげても頭が混乱してしまうので、まずは基本のこの3つを覚えておくだけで大丈夫です。この3つの法則さえ覚えてコーディネートに取り入れていけばスーツスタイルを一段おしゃれに見せることができます。というかもう上級者です!
 
雑誌などでもいろいろなパターンが紹介されますが、大抵はこのパターンの組み合わせだったり応用です。あまり多くあげても頭が混乱してしまうのでいろいろなパターンを見るよりもこの3つの法則さえ覚えるほうが効率的です。この法則はスーツスタイルだけではなく、カジュアルスタイルでも使えますので、ぜひ覚えてみてください。
 
また、最後まで読んでくれた人のためにとっておきの法則をお伝えします。「ジャケットのラベルの幅」「シャツの襟の幅」「ネクタイの大剣の幅」が同じくらいの幅にするのが美しく魅せる黄金比率になります。もちろんその時の流行によって太かったり、細かったりが流行ることもあるのですが、この黄金比率に合わせておけば間違いありません。
 
ネクタイも少し気にするだけでおしゃれに見えるようになるので、気を抜かずに着こなしてみてください!
 
 

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