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スーツジャケットを10倍長持ちさせるお手入れ方法?

スーツお手入れ
 せっかくいいジャケットを新調したのにメンテナンス方法を間違えていたらスーツの寿命を縮めてしまいかねません。
 
そこで今回はスーツジャケットを長持ちさせる正しいメンテナンス方法を取り上げていきたいと思います。
 

 

今までのメンテナンスを見直してみる

 
そもそもみなさんはスーツのメンテナンスはどのように行っていますでしょうか?
 
家で洗濯はできないからなぁ、、
週に一度クリーニング? 月に一度クリーニング? 買ってから何にもしていない(汗) なんて人も多いのではないでしょうか?
 
実はスーツのジャケットはクリーニングに出すと洗剤によって動物の脂が溶け出してしまい、生地がパサパサになってしまいます。そうすると生地の質感が悪くなってしまうのです。
 
なんと!! 最初の質問は何もしていないという一見ズボラな人が実は一番長持ちするのでした。
 

日頃のジャケットのメンテナンス方法

 
しかし、全くメンテナンスをしなくてもそれはそれで生地には良くなく、経年劣化や汚れがこびりついて落ちなくなってしまったり、何より衛生的にも良くないので、こまめなメンテナンスをしてクリーニングに出さなくてもいいようにしていきましょう。
 
そんなに面倒くさいのに、これをするだけで確実にスーツの寿命に差が出てきます!
 
  1. まず、家に帰ってきたら、ハンガーにかけ、陰干しをして水分を飛ばします。
  2. 水分が飛んだらブラッシングを行います。
  3. ブラッシングは生地の目にそって縦方向に行っていきます。(力は強めにホコリを叩き出す要領で行わないと汚れがかき出せません。)
力強くやると生地が傷みそうと思うかもしれないですが、いいブラシであれば生地にダメージはあまり与えません。
 
なんと!通常のメンテナンスはこれだけです。よく乾かし、ブラシをかける。これだけしておけばジャケットは長持ちします。
 スーツお手入れ
 
 
ブラシは主に、力強い豚毛繊細な馬毛があり、密度の高いものを使ってください。生地がしっかりしているなら豚毛。柔らかめの生地なら馬毛のものが向いています。 
 
豚毛・・・なんと1000円以下というコスパ高すぎ商品!
安いのに機能は充分。きれいに汚れが落ちます。

 

馬毛・・・こちらの馬毛のブラシは静電気防止の機能もついています。

特に冬場にこの機能があるとパチパチいわなくて便利なんですよね。

 
しかし、いくら日頃のメンテナンスを怠らなくても、長く着ているとどうしても汗じみや食べ物をこぼしてしまったときのシミができてしまうこともあります。
 
そのような汚れは自力ではなかなか落としきれないので洗濯のプロである、クリーニングに出してください。
 
しかし前述した通り、クリーニングは極力控えた方が長持ちしますので汚れには気をつけたいですね。
 

シワができてしまった場合

シワを落とす場合にはアイロンがけなどしなくて大丈夫です。もっと簡単にシワを取ることができます。
 
まず、ジャケットをハンガーにかけ、霧吹きで水分を与えます。そしてお風呂場のような湿度の高いところにしばらくかけておきましょう。
 
すると綿に元に戻る性質があるのでシワがなくなります。
 
しかし最近のスーツ素材によっては濡らしてはいけないものもあるので念のため洗濯表示を見て、一度目立たない部分で試してから全体を行ってください。
 
また最近はスチームアイロンと言うものもあります。
 

 
アイロンの蒸気を出す機能に特化したもので、ハンガーに掛けながら蒸気を振りかけます。シワを取るだけでなく、除菌効果や不快な臭いも除去できるのでおすすめです。

ジャケットの保管方法

保管方法は上記の方法でブラッシングをして乾燥したてから、ジャケットの形が崩れないような肩周りに厚みのあるハンガーにかけて保管してください。
 
無垢の木でできているものだと防虫効果もあり、吸水性にも優れているのでおすすめです。
 

 
以上がジャケットを長持ちさせるためのお手入れ方法になります。
 
難しそうに思っていたお手入れもやってみると実はそんなに難しくないので、せっかく買ったスーツは大事にメンテナンスして長持ちさせましょう。
 
メンテナンスをしっかりと行うことでひとつひとつのスーツジャケットが長持ちします。
 
そうすることによって、一つのスーツにかけられるお金が増え、良いスーツを買うチャレンジができると思います。やはり良い物だと着心地や体へのフィット感が全然違いますので一度試されてはいかがでしょうか

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