ここを見に来てくれている皆さんはマッチョの人達が多いのですが、たまに
「学生時代はスポーツやってたけど社会人になってからほとんど運動していない」
「最近忙しくてジムに行けてない」
などの理由から腹周りに贅肉がついてきてしまったという体型の人もたまに見受けられます。
体型が変わり今まで着ていたスーツが入らなくなる。そんな悲しいことを経験したことありますか?
残念ながらそんな悲しい経験の対象者は今までお世話になったスーツとはお別れをして、新しいスーツを新調するしなければなりません。
贅肉の付き方
いよいよ長い間油断してトレーニングをサボってしまい、禁断の贅肉がふんだんについてきてしまったら、まず肉がどこからついていくかというと、お腹まわりはもちろん、肩や腕まわりにも贅肉はついてきます。女性が二の腕を気にしていることからもわかりますね。
逆に太っても変化が後にまわるのが背中や太ももです。ここには太ってもあまり肉がついてきません。むしろ筋肉が衰えてしまって細くなっているかもしれません。
太ってからジャケットを買うとき
ジャケットは一般的に、肩やウエストが大きくなるとジャケット全体が大きくなるように設計されており、贅肉の付き方とジャケットの形がずれているため、背中や太ももの生地が余ってきてしまいます。その結果、余った部分がダボついてしまい、余計にみっともなく太って見えてしまうのです。
太ってからジャケットを買うときには、買ったものをそのまま着るのは残念ながら不可能です。。
太ってしまったからには犠牲が必要になってきます。真摯にダイエットに励んで体を絞ってから買うか、お金をかけて自分に合わせたジャケットを買うしかありません。
ダイエット方法は皆さん得意分野だと思いますので、今回はジャケットを選ぶ方法を書きます。
太った人のジャケットの選び方
太ってしまった人がジャケットを合わせるのには、肩幅やウエストに合わせるのではなく、ジャケットの脇の縫い目が自分の脇の下のラインと一致して下にまっすぐに落ちているように合ったものを選びます。
ここまでは今までの買い方と変わりありません。ここからが太ってしまったツケが回ってくるところで、「お直し」という工程が必要になってきます。
ジャケットの後ろ側はいくらでも直せますので、自分の体に合わせて縮めたり伸ばしたりしてください。
ウエスト部分はシェイプをつけるとスッキリとして見えます。
太ってからパンツを買うとき
パンツはウエストが大きく、太もも部分が太くないものは既製品ではなかなか作れません。「お直し」に頼りたいところなのですが、太ももまわりは調整するのが難しくなってくるので直してくれるとこはなかなかありません。
パンツは残念ながらオーダーにするしかありません。オーダーであれば自分の体型に合ったものを最初から作ってくれるので、ウエストが大きく、太ももが細いという特殊な形も作ってくれます。
セットアップのスーツではジャケットは既製品、パンツはオーダーということはできないので、結局オーダーで頼むか、ジャケットとパンツをセットアップにしないで別で着るというジャケパンスタイルにしなければいけません。
今回書いたのは少し気を緩めてしまい、どうしても緊急でスーツが必要という人向けです。
太るとまず健康にも良くないし、見た目もかっこ悪い。それを補おうとスーツを新調するのにもお金がかかる。まったく良いことはありません。こんなこと言われなくても日頃から鍛えていると思いますが、油断するとこんな悲惨なことになってしまうという引き締めでした。