マッチョ服装

スーツパンツのアイロンは朝にかけるのが効果的?

マッチョスーツ着こなし
スーツパンツにはセンタープレスというアイロンのプレスをした跡が残っているのが普通ですが、スーツスタイルでセンタープレスが消えているとやはりだらしなく見えてしまいますよね?センタープレスがあるだけでビシッとした印象が出るのでしっかりとつけて穿きたいものです。
 

センタープレスの効果

そもそもセンタープレスにはどのような意味があるのでしょうか?センタープレスはビシッとした印象をつけるだけでなく、足が長く、細く見える効果もあります。
 
センタープレスのあるパンツと入っていないパンツを並べて見比べてもらえるとすぐに分かるのですが、センタープレスが入っている方はビシッとした印象を持ちます。シルエットも細身に見え、長細くスタイルよく見えるのです。
 
なぜスタイルよく見えるのかというと縦ラインが一本あるために、目が錯覚して長く感じるからです。
シャツでストライプだと細く見えて、ボーダーだと太く見えるのを思い出してくれればその効果もわかると思います。
 
カジュアルシーンで着る、ジーパンやチノパンなどには通常センタープレスは入っていません。長さもルーズでシワも入っており、やはり、センタープレスが入っていないとこのようにラフでルーズな印象を持ちます。
 
このようにキリッとした清潔感のある印象を持つセンタープレスをきちんと出すには穿く前のプレス(アイロン)をするしかありません。

センタープレスをつけるには

クリーニングにだすとセンタープレスがついてきれいになりますが、実はパンツにはあまりよくありません。クリーニングは高温・高圧でプレスを行っているため、スーツパンツの生地が傷んでしまいます。スーツパンツを長持ちさせるにはクリーニングには極力出さず自分でアイロンをかけるのがベストです。
 
アイロンがけは簡単で、シワを取りセンタープレスをつけるだけなら時間もそんなにかかりません。プレスラインに布を当てて、低〜中温でスチームの機能を使いながらアイロンがけをします。アイロンは滑らせるのではなく上から押し当てるようにかけると、生地の痛みが減ります。
 
 
 
ノータックのパンツの場合にはウエストから20センチあたりまでセンタープレスをつければ大丈夫です。
 
ズボンプレッサーというパンツをプレスしてくれる機械もあります。
こちらは丁寧にセットしプレスできればいいのですが、位置がずれてしまうと変な位置にプレスがかかってしまい、余計なシワがついてしまったり、センタープレスがずれてしまうといったことがことがあるので注意して使用してください。

センタープレスを長持ちさせるには

センタープレスは油断していると完全に消えてしまいます。するとアイロンがけをするのにもセンターの位置を探し、ラインを作っていくという手間がかかりますので、センタープレスが消える前に定期的にアイロンがけを行いましょう。
 
センタープレスは湿度に弱いです。雨の日などだけでなく、自分の汗などで湿度を持ち、消えてしまうことがあります。
 
家に帰ってきてパンツを干すときにハンガーに2つ折りで干すのではなく、クリップ式のスラックスハンガーに吊るすとセンタープレスは長持ちします。スーツパンツの材料であるウールは回復力が強く、パンツの裾をクリップで留めて吊るすとパンツの重さで伸びてセンタープレスが保たれる効果があります。湿度に弱いので風通しが良いところに吊るすとセンタープレスだけでなく生地も長持ちします。
 
 
アイロンをかけるタイミングは家に帰ってきてすぐというよりは、できれば家を出る直前のほうがセンタープレスは長持ちします。アイロンがけをしてセンタープレスをつけても時間が経つとやはり、センタープレスが少し薄れてしまいます。
しかし、センタープレスがくっきりついているパンツはキリッとしっかりとした印象が強いので毎朝5分早く起きてアイロンがけをする習慣をつけると、その日一日足が長く見られ、キリッとした印象をつけられるのであればコスパ高すぎですね!

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