前回にベルトの選び方を書いたのでこの勢いのままベルトのかっこいい身につけかたを書いていきたいと思います。
ベルトの穴
ベルトの選び方でも書いたように、ベルトの穴は必ず奇数で開いています。
自分の体型に合わせて穴を通すというよりは真ん中の穴に通してください。
真ん中に通すとベルトの余った長さもちょうどバランスよく見えます。たまに太ってきたのか、一番ぎりぎりウエストが太い端の穴に通している人とか見かけますが、余ったベルトが短すぎてバランス悪くなってかっこ悪いですよね?

もしベルトが長すぎてウエストがガバガバになってしまうようであればカットして調整します。
ベルトの調整の仕方は簡単で、バックル部分を裏返すとカパッと外れるようになっていて、ベルトの革部分とバックルに分けることができます。(外すのにドライバーが必要な場合もあります。)
自分のウエストに合うちょうどいい長さに、ベルトの穴の開いていない根元側をカットしていきますが、必ず切るところでペンなどでまっすぐに線を印をつけて、斜めに切ってしまうのを防ぎましょう。まっすぐにカットができたら最初に外したバックルを元の通りに閉じます。
・・・すでに感づいた方もいると思いますが、太ってしまうとベルトは元に戻すことはできません。日頃から腹直筋に負荷をかけて太らないように心掛けていましょう!
ベルトの位置
皆さんスーツを着るときにベルトはしていると思いますが、どこで合わせていますか?ひと昔前に腰パンなどが流行っていたため腰の下の方でベルトを締めている方や自分は太っていないぞとアピールしたいのかウエストをギュッと絞ってなるべく上の方に止めている人も見かけますね。ちょうどバランスよくベルトの正しい止める位置は腰骨の上で止めます。腰骨の一番飛び出ているところを探してもらい、その上にベルトが来るようにするときれいに調整ができます。
おへそあたりでベルトを止めてもらい、そのまま腰骨が当たるまで下に降ろしていくようにするのが簡単です。

ワイシャツをきちんとパンツにしまい、ベルトを強調するとバックルの金属の質感でアクセントになり、かっこよく着こなせます。
ベルトの色
ベルトの色は靴の色と同じ色にするのが一般的です。なぜそのようになっているかというと、別々の色になると全体的に色味が多すぎてガチャガチャしてまとまり感がなくなります。
カジュアルではあえて別の色にして崩して楽しむということもあるのですが、スーツではやはりベルトと靴の色が違うとどこかチグハグ感があるように見えてしまいますね。
ビジネススタイルでの靴の色は黒か茶色なので必然的にベルトの色もその2色になります。黒のほうがしっかりとした真面目な印象が強くなります。ベルトと靴だけで全体が引き締まって見えます。
ベルトの存在感を出したいのであれば茶色のほうが目立ってよりアクセントになりますね。少しカジュアル感が強いのですが、存在感があるため、うまく着こなしているとおしゃれだなとまわりに見られます。
その日に合う人に合わせて2色をコーディネートできるようになるとかっこいい大人ですね。そんな人は全体の2%もいないので完全に差別化できます。まわりから飛び抜けてかっこいい人という評価をうけることができるのです。ガタイも良く自己管理ができていて、ぬかりなくファッションにも気が使える。はっきり言ってパーフェクトです、評価が上がらない理由がないですね。

たまにベルトをしない着こなしをしている人もいますが、なんか物足りないなと感じませんか?スタイルのいいモデルさんなのですが、なんかベルトがないだけで全体がぼやけてしまうんですよね。もったいないですね。
ベルトは横一線ラインがあるので、目が行きやすくなります。引き締まってくびれたウエストであれば強調され、鍛えられているいい体だなと見られるし、ベルトの上に贅肉が乗っていると、だらしないダメな人だなと見られます。

ベルトがあるだけで全体的にまとまり感ができ、印象を良くすることができます。
鍛えてくびれた腹直筋の上にベルトを巻いてかっこよく着こなしてください!